肌細胞補充療法@RDクリニック三田
肌の再生医療を口コミ体験レポート
憧れの再生医療『肌細胞の補充』で細胞レベルでくまを改善


肌細胞が保管されているボックス
『肌の細胞の保管』
自分の肌の細胞を培養→増殖させて自分の肌に注入。
そうすることによって、自分の肌細胞が元気になり活性化され、シワやたるみをナチュラルに改善してくれる。
そんな夢のような技術が『肌の再生医療』。
線維芽細胞注入、肌細胞注入、セルグロースなどとも呼ばれてる注射系美容医療。(厳密に言えば再生医療というのが正しいらしいです。)
自分の細胞を注射するので副作用や凸凹するなどの失敗もなく、じんわりと効果が出るため持続性も高い。
しかも、一度採取した自分の肌細胞をマイナス196℃で保管してくれて、年をとっても採取した当時の肌細胞が注入できる。というなんだかドラえもんの世界のようなお話。
でも、実はそんなことが一般の私たちもできる時代になりました。
はじめて肌細胞の補充・保管ができるというクリニックの存在を知ったのはアンナがまだ27歳の時、そんな夢のようなことができるような時代がついに来たんだ!と衝撃を受けたのを今でも覚えています。
その当時から、やる気まんまんで、その肌の細胞にかかる費用までチェック!「これができるくらい仕事ができるようにならなくては!」と心に誓ったのもかれこれもう6年前。
はい、ついにその機会がやってきました。
ヒアルロン酸注射やその他のフィラーの注入についてもかなり興味があり、いろんな友達がそういった美容医療を受けている経過なども見てきて、さらに注入系からレーザー系まで事細かに調べているアンナですが、今まで調べた中でいちばんやってみたい!とおもったのはこの肌細胞の注入。
なぜかというと、『自分の細胞でのナチュラルな仕上がり』というのに惹かれたから。
なおみが目の下のヒアルロン酸注射を受けていますが、ヒアルロン酸注射でのナチュラルな仕上がりとはまた違った結果がみられるのではないか?というのと、持続性が高いという点で惹かれました。
目の下のくまはなおみが33歳から34歳にかけてとても気にしていた箇所。
一方その当時わたくしアンナはあまり気にもなっていなかったのですが(なおみはアンナの3歳年上)、33歳にしてようやくわかりました。なおみの言っていたことが。私にも例外なくやってきました。目の下のくま。影のような凹みが。
目の下のクマは、目の周りの皮膚が頬などに比べて薄いため、どうしても年齢とともに皮膚が薄くなって皮膚下の毛細血管が浮き出てしまいやすいんだとか。特に私は常にパソコンでの仕事なので目疲れは日常的かつ慢性的。
ちょっとやそっとの治療ではどうにもならないだろうなとずっと思っていたわけです。
実際ジェネシスとかで目の下もやってもらったりしましたが、改善は一時的なもの、エステでも目元専用のケアをしてもらっていますが、どうにもこうにも一時的な改善にしかならないんですよね。
そこで、もう思い切ってずっとやりたかった再生医療、肌の保管をもうそろそろすべきなのでは?とかれこれ6年前に資料請求をして以来の資料請求をもう一度して、悩みに悩んだ挙句ついに決意しました。
今年こそやってやる!と。そして6年前に知ったセルバンク、RDクリニック三田に予約を入れたのです。(撮影許可も得ました)
RDクリニック三田@カウンセリング

RDクリニック三田受付
6年も前からやりたかったので結構カウンセリングに行くときには腹をくくってやる気満々。
まずは、問診票に今までやったことのある美容医療などに回答。
他のよくある簡単な質問をいくつかされて、ドクターのカウンセリングを受けます。
ドクターは、RDクリニックのホームページでも見かける北條先生。
まずは、再生医療についての説明をしてくれました。
もともとは、やけどをして皮膚を失ってしまった人に、(その人の)肌細胞から作ったシートのような肌のコピーを皮膚のなくなった部分にのせることで肌を再生させるという治療が元になっていて、それと全く同じ要領で細胞を顔に注射するのが肌の再生医療ですよ。
ということで、写真で肌のコピーと言われる紫色のゼリーみたいなのが、皮膚になって肌に定着したビフォーアフター写真や、肌細胞を注射した人のクマや法令線の症例写真を見せてもらいました。
アンナ的には『皮膚のコピーって Σ(゚ロ゚;) 』とちょっと唖然としてしまいましたが、そこまで医学の進歩は進んでるんだとちょっと感動。
さらに、北條先生の肌細胞(真皮線維芽細胞)についての説明を受けます。
メリット・デメリットについて、他の治療との違いなど細かく説明していただきました。
肌の細胞注射のメリット・デメリット

- 自分の肌細胞を使うため安全・安心
- しこりになったりする心配がない
- 細胞が保管できるため若い細胞を注入可
- 自然な仕上がりが期待できる
- 持続性が高い
- 注射時には腫れる可能性が高い
- 細胞の注射をするまで時間がかかる
- 細胞抽出費用など初期費用が掛かる
- 即効性がない
- 細胞を保管する場合、維持費がかかる

治療自体は特に痛みもなく、ダウンタイムも他の注射と一緒で針痕が1週間ほど残るくらい。症例写真で注射直後の写真も見せてもらいましたがヒアルなどのフィラーと違って約200〜400回にもわたって細かく注射をするため、広い範囲で腫れが出る人もいるようで、1日目だけは注射したところが蕁麻疹のように腫れている感じでした。かゆみが出る人もいるそう。
ただ、注射時はもちろん麻酔を使うため痛みはないです。
美容医療をいくつも経験している人は、即効性がないことや皮膚の採取や細胞を増殖させるためにかかる時間などがあることがネックになる人が多いでしょうね。
それ以外は費用の問題。ヒアルロン酸注射とか年に2回以上受けている人にはあまり高いと感じないとおもうのですが、細胞抽出費用などラボで細胞の培養などを時間をかけてする必要があるので、1回目はちょっと高く感じるかも。(費用・料金については後述します)
そんな感じで治療の流れや細胞や肌の仕組みなどについて話を聞かせてもらうのですが、あっという間にかれこれ1時間半ほど経過してしまいます。細胞についても事前調査はしていたものの奥が深すぎ。
より理解を深めるための資料が貰えるのと、治療内容を把握したことの同意書にサインをしました。
STEP1.まずは血液検査をします

採血するところ
肌の細胞を培養をするときは自分の血液から採る血清を栄養源として使うそうで、血液採取は注射をするたびに必要。その時の血液に感染症などの病気がないかのチェックで血液検査が必要となります。
そういった血液検査をしたことがある人は、その結果の書類を持っていけば血液検査は必要ないのですが、私はもっていなかったので血液検査をすることになりました。
採血や注射はいろんなクリニックでしているので私も慣れたものです。 採血までで、当日のカウンセリングは終了。
カウンセリングのみで帰ることもできますが、もうやることを決めていたので私は即決でした。
採血の結果は1週間後。それ以降に再度クリニックに来て、今度は耳の裏から肌細胞の元となる皮膚片の採取をします。あと、血清のための採血をまたします。
このあたりの説明は看護婦さんに採血をしてもらいながら聞くのですが、
『(次回も)採血をするので水分と食事はちゃんとしてきてください。』
『皮膚の採取は耳の裏ですが絆創膏を貼るので、髪はおろしてきたほうが目立ちません。』
『皮膚採取の当日はサウナや激しい運動は避けてください。』
などの注意事項を教えてもらいます。
そんな感じでけっこう細かく説明があり、それによって自分のスケジュール調整も必要です。私の場合はダンスとか、仕事のスケジュールの都合もあって、よくよく考えて予約をしました。
肌細胞を注射するまでのスケジュール

こちらは実際にアンナが予約した日程です。
まず、血液検査には1週間かかり、それ以降で皮膚と血液採取の予約をします。
そのあと、皮膚と血液を使って皮膚から細胞を培養し、増殖させるまで約1か月かかります。
最初の注射は1回1t(増やすこともできます)。その1週間後にまた1tを注射します。
注射の予約は2週間以上前なら予約の変更が可能ですが、予約日に合わせて細胞の準備をするので、2週間以後の予約変更にはキャンセル料がかかります。
細胞の培養にはひとりにつき一人のスタッフが担当につき無菌室のラボでかかりっきりになって作業をします。
そのため1人のスタッフにつき1か月4人分までの細胞の培養しかできないそうです。とても手間のかかる作業です。ひとり一人の細胞はRDクリニック内にあるラボで徹底管理されています。
他のクリニックでも肌細胞補充療法をやっているクリニックもありますが、ラボが併設されているクリニックはほとんどありません。RDクリニックでの細胞注入はすぐ隣の部屋のラボから持って来てもらうので安心です。