フラクセルは「肌の入れ替えができる」フラクショナルレーザーの元祖

こちらの写真は最新のフラクセル3

「肌の入れ替えができる。」と、フラクセルを初めて発表した会場で、物凄い衝撃がはしりぬけたという伝説を持つ、フラクショナルレーザーの元祖がフラクセルです。

日本におけるフラクショナルな治療、肌を入れ替える治療は、フラクセルから始まりました。

フラクセルは、使い古した肌を新しい肌に入れ替えるというコンセプトで存在している治療です。

≫フラクショナルレーザーには多種多様な機種があります。

いまでは新機種の「フラクセル3」が出ていますがまだフラクセル3を導入しているクリニックは少ないです。フラクセルの開発メーカーはReliant(リライアント)社でしたが。現在リライアント社はサーマクールを開発したサーメージ社に買収されました。

また、いま現在、フラクセル2が導入されているクリニックが多いので、このページで言うフラクセルはフラクセル2での治療のこととします。

フラクセルは、一回のレーザー照射で、1cuの枠内に直径0.08ミリの規則正しい点状(ドット状)のレーザー光を1,000〜2,000ショット照射することができるレーザーです。

この照射を、「点状照射」として理解してください。
点状に照射する技術が「フラクショナルテクノロジー」です。

これまでのレーザーは「面状での照射」でした。面状とは照射した部分全てがレーザー照射されること。面状と点状の違いは大変重要なものです。

1cuの枠内にレーザーが照射される部分(画像の黒い点)と照射されない部分とが混在することがフラクショナルレーザーの特徴であり、フラクセルの特徴のひとつです。

レーザーが照射された組織には熱ダメージが与えられ、照射されなかった部分は照射前の状態で残り、この残った組織が肌再生の発信源となり、ダメージを受けた組織と相成って再表皮化という現象がおこります。

ダウンタイムとして起こる施術後の皮膚の剥離は、ダメージを受けて壊死した組織が押し上げられて剥離するもので、ダメージを受けた組織が新しく生まれた皮膚と入れ替わることを意味しています。

面での照射ではなく、点で照射し正常な組織を残すことで、ダメージを軽減し再表皮化を早めることに成功しました。

真皮層で熱刺激によるコラーゲンの再生が起こります。

フラクセルが持つ、エルビウムグラスファイバーレーザーは水分に吸収される性質を持っています。そして表皮の上層にある角質層は水分を含みません。このことから照射をしても水分を含まない角質層にレーザーの力が及ばないので皮膚を保護するバリアゾーンにダメージを与えずに肌の入れ替えができるのです。

他のフラクショナルレーザーと比べたフラクセルの特徴

フラクセルは治療の対象や症状に合わせて、レーザーが届く深達度(レーザーが照射される深さ)のエネルギー(照射パワー)のコントロールができます。このエネルギー設定が重要なキーポイントとなります。

照射面積は変わらず、レーザー光の密度とレーザー光が作用する場所が変わってきます。

エネルギーが低い場合、レーザーは浅い層へ作用し、レーザー光の密度は高くなります。エネルギーが高いと真皮層の深部に達し、密度は低くなるのです。
症状に合わせてエネルギーを設定するわけで、フラクセルについては「出力が高いから良い」と言うわけでもなさそうです。

これに加えて、トリートメントレベルの設定ができ、肌の入れ替え率を5%〜48%で設定できますが、平均して12%〜20%での照射が行われています。

トリートメントレベルの設定やエネルギーを高くすればするほど、痛みと術後の赤みや腫れがひどくなります。ダウンタイムのかさぶた化もエネルギーの高さや深さで変わってきます。

また、目元への照射が可能なフラクセル・アイという治療もあります。

そして、肝斑の治療が有効だとFDAで認可された初めてのレーザーでもあります。ちなみに日本でいうフラクセル2はフラクセル・リストアというのが正式名称です。

肌の上をすべらせながら照射を行う、ローラーチップのハンドピース。これはモザイクと同様です。
ローラーチップの場合、ジェルではなくオイルを塗って照射が行われます。

フラクセル3と前機種のフラクセル

フラクショナルレーザーは日々進化していてフラクセルの最新機種はフラクセルUから3になりました。
フラクセル3はレーザーの深さの調整がさらに可能となり旧フラクセル2(波長1550nm)よりもさらに深い場所(1927nm)に働きかけることができるようになりました。シミに対しての治療では前機種よりも高い効果が出ると評判です。同じフラクセルなら最新機種を受けた方が効果は高いです。痛みは変わらずだと思ってください。麻酔は必要です。

フラクセルとアファームマルチプレックス

同じフラクショナルレーザーですが、痛みはフラクセルの方が強いといわれています。また、ダウンタイムは考えずにアナウンスしていることと思われますがアファームマルチプレックスに関しては麻酔をする必要がないこと、照射時間が短いことから「ランチタイムに治療が済む」と言われるものです。

フラクセルでできる治療


フラクセル2とフラクセル3では違いも大きいですが、特にシミ全般の治療効果は3ではUPしています。肝斑の改善も、他のレーザートーニングによる治療よりも早い結果がでるというドクターもいます。その他に首のしわ、手の甲、妊娠線などにも有効。ダウンタイムがあるのでアフターケアでがしっかりしているクリニックを選ぶと、安心。アフターケアにより、経過も違いますし、相乗効果で高い改善効果が期待できます。

フラクセルの治療のダウンタイム

赤みが出るので、即効おうちに帰ったほうがいいです。その後の外出はヒリヒリもあるのでしないほうがいいかと。熱感とひりひりした痛みを数時間感じます。直後からメイク可能というクリニックもありますが、そんなにマイルドな治療ではないです。

赤み、腫れ。ひどく日焼けをしたような赤みと肌のザラザラと皮膚の剥離が数日〜1週間前後続きます。

赤みはファンデーションで隠すことができるようですが、肌がザラついているということは、ファンデの「のり」が悪いと思っておいた方がよいでしょう。3日はファンデーションはしない方がいいと思います。

また、色白の人や肌質、治療内容によって、お化粧では隠せないほど赤みが目立つ場合もあるので、治療前に術後のことについてしっかり話をしたほうが良さそうです。

フラクセル治療のメリット&デメリット

  • 肌質の改善が期待できる(ハリ・弾力UP他)
  • 1回の施術での変化も大きい
  • 広範囲のシミも治療できる
  • 部分的、顔全体など治療箇所を選べる
  • 麻酔クリームが必須
  • ダウンタイムが長い
  • ダウンタイム時の赤みとかさぶた
  • 肌の剥離時にかゆみが生じることも有

痛みが強いため必ず麻酔が必要です。麻酔クリームが用いられる場合は浸透するまで最低でも20分、長くて1時間を要すので、治療には時間的余裕を持っていきましょう。ちなみに麻酔をしても、痛みを感じる場合があります。部分的治療と顔全体など予算によって選択可能。肌質自体が変わるので複合的な効果も期待できます。

また、治療後は異常に肌が乾燥するので保湿すること、色素沈着にならないために紫外線対策と、照射部位をひっかいたり、こすったりしない、刺激を与えないように細心の注意を払いましょう。

2,3日すると皮膚がポロポロはがれてくるのでファンデーションは浮きます。剥離の際に若干かゆみを伴うことも。金曜日の夜や祝日を利用してスケジュールを組むのがベスト。

フラクセルの副作用

炎症後色素沈着が副作用として挙げられます。

日本人はメラニン色素を多く持つ人種のため、色素沈着しやすいことから、レーザー照射後に色素沈着をする可能性がどうしても高くなります。

ピーリング、レーザー治療、光治療を受けたあと1ヶ月以内にフラクセルは受けられません。

レチノイン酸配合またはAHA配合のスキンケアを使っている場合、トレチノイン療法を受けている場合は事前にクリニックに相談しましょう。

ケロイド体質、アレルギー体質の場合フラクセルは受けられません。

フラクセルの料金

顔全体 ¥100,000〜160,000/1回

1ヶ月に1回の間隔で4回〜5回が推奨1クール。別途麻酔費用が必要なクリニックもあります。

フラクセルは1回の治療で平均して12%〜20%の出力設定で肌の入れ替えをするクリニックが多いので、肌全体の入れ替えには最低5回の治療が必要とされています。ただし、フラクセル3に関しては1回で目に見える改善がみられることも多いです。治療内容によりますが、たとえばシミはニキビ跡の改善よりも必要回数も少なく目に見える改善もずっと早いです。

フラクセル3の場合はフラクセル3を1回、その後フォトRFアクシダームなど他の治療との組み合わせに変えることもあります。ダウンタイムと痛みを伴う割とハードな治療なため、的確なスキルをお持ちのドクターの元、できればアフターケアで肌の鎮静くらいはしてくれるクリニックを選びましょう。

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